温泉成分について④

今日は温泉分析表の陽イオンの分類にある「鉄分」です。

「鉄分」は第一鉄(Fe)と第二鉄(Fe²)がありますが、
問題なのは第二鉄(Fe²)の方です。これは温泉水に含まれる
鉄分の含有量の数値なのですが、この鉄分の許容範囲が0.02以下です。
有名なところでは、東京都・千葉などのいわゆる「鉱泉」と呼ばれるものです。
温泉成分は単体での数値検討ではなく、その他の要因・成分等を含めて
多角的に解析していきませんと間違った判断に至ります。
この辺の知識と経験が、温泉設備を検討する時に重要なファクターとなります。

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